最近は何かで心を埋めつくさなくても静寂に身を任せられるようになった。
静寂にも色々な音が溢れてる。電車の音、話し声、笑い声、犬の吠える声、ゴミ収集車がゴミを片付けるおと、母親が仕事へ出掛ける音…
風も気持ちいい。爽やかな心地いい季節。風だけはもう秋だなと思う。
最近は空白を埋め尽くすのに疲れた。少し余裕がないと風が通らない、そんなきがする。
少し淋しいくらいがちょうどいいのかもしれない。少しの淋しさに驚かないでいい。少しの物悲しさに飲み込まれなくてもいい。
きっと誰か何かがが訪れ通りすがる場所なのだから。そこで誰かが憩うのかもしれない。そんな静かな場所も大事にしようと思う。
自分がどうしたいのか。それが地に足を着けるってことを最近ある人に教わった。そうしたらこの世界が可能性に満ちた自由で素敵な場所に見えて来た。