10/14/2013
四季
肌寒いというより、ひんやりとした夜にやっと秋の訪れを確信した。空気の澄んだこの寒さはどこか懐かしい。去年の秋に感じた気温をやっと同じ気温になって思い出す。夏を一緒に過ごした人の装いも少しずつ秋らしくなり、知っているはずの人の新しい表情をまた知っていく。季節の情景とともに人を知ってゆけるなんて、何て美しい国なのだろう。短いかもしれないけど、秋も楽しみたいな。
10/10/2013
飛べるようになったのかな
最近色々なきっかけが積み重なって、文章を書けるようにやっとなってきた。
魔女の宅急便のキキが飛べなくなったように、私は長らく、おそらく7〜8年は書けずにいた。
文筆作業と呼べる程の実績はないけど、ある時から書くことしか行き場がなくて、断片的な情景だとか、詩だとか、短編小説なんぞや書いていたけど、人との関わり方さえ分からなかった者のスランプは今思えば必然的だったのかもしれない。
今は少し感情が流れるのをそのまま許せるようになった。
時々凝り固まるけど、防御としての感情と本来の感情の違いも分かるようになった。その時高ぶった防御反応としての感情も一度寝かせることも覚えた。
感情のままに愚痴ったりすることも減ってきた。自分でしか心の整理は出来ないものだと実感できる。人に答えを求めてもだめ。答えは心の奥底に眠ってる。いつまでも待っててくれるから焦らなくてもいい。そんな気もする。
後は自嘲癖を治さないとな。
辛辣な言霊で自らを蔑んでると本当に惨めになる。
10/07/2013
静かな時間
最近は何かで心を埋めつくさなくても静寂に身を任せられるようになった。
静寂にも色々な音が溢れてる。電車の音、話し声、笑い声、犬の吠える声、ゴミ収集車がゴミを片付けるおと、母親が仕事へ出掛ける音…
風も気持ちいい。爽やかな心地いい季節。風だけはもう秋だなと思う。
最近は空白を埋め尽くすのに疲れた。少し余裕がないと風が通らない、そんなきがする。
少し淋しいくらいがちょうどいいのかもしれない。少しの淋しさに驚かないでいい。少しの物悲しさに飲み込まれなくてもいい。
きっと誰か何かがが訪れ通りすがる場所なのだから。そこで誰かが憩うのかもしれない。そんな静かな場所も大事にしようと思う。
自分がどうしたいのか。それが地に足を着けるってことを最近ある人に教わった。そうしたらこの世界が可能性に満ちた自由で素敵な場所に見えて来た。
10/05/2013
森の中の少女
最近、空気の澄んだ森のような少女とお友達になりました。
彼女は静かに、だけど自分の世界を大事にして生きているように思えた。自分の世界を大事にするって、自分の気持ちや感じたことを大事にすることなのかな、と思う。そうすれば振り回されない。いつでも自分に戻れる。
ハートで生きれば血の通った時間を積み重ねられる。そんなことを考えていた日々と彼女との出会いが重なった。
自分の本当の気持ちを大事にすれば、正誤をぐるぐる自問自答せずに済む。他人の目もどうでもいい。自己弁護に焦燥しなくて済む。自他を責めずに済む。がんじがらめになった気持ちを解けば、目前に静かに生息する透明度の高い森のような清らかな世界に辿り着けるのかもしれないと思った。
惑わされ疲れ果てた夏から少しずつ生命力を蓄える秋へと移り変わっていけそうな気がした。
ありがとう。
その子はこんなものを作ってる女の子です。
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