5/22/2011

新時代の晴耕雨読

今日は嫌に蒸す。洗濯物や部屋の片付けをするだけで汗だく…

もうすぐ梅雨かな。

しかし、去年の夏の暑さ故の苦しみを思い出してきたよ。

暑い辛さ、この夏が思いやられる…

関東はサウナと化すな、電力足りないだろうし。

放射能も嫌だけど、熱射病も辛い。

この夏を日本にいるだけで、何か歴史の一部を身にしみる程経験することになる。

身が融ける程と言うべきか。私たち自身がコントロール下で冷却されず融解して、ストレスが爆発だね、正しく…

夏の冷房まで電気による「欲」の充足とは呼ばれたくないな。

仏語学校の日当りの良い教室も、今でさえ冷房が効いていなく単なる送風だけ。ビルなので窓は安全上開かない。

暑い国の経済が発展しないのは、暑くて動けないから。

日本の蒸し暑い夏の経済活動は冷房によって人が何とか動けるからもってただけ。

今年、この電気情勢のまま同じくらい働かなくてはならないのは、本当にキツいね。

熱射病患者が今年は、ご老人や子供だけでなく、健康な大人にも増えるだろう。

脱原発の苦しみ。日本の夏を空調なしに今までのリズムで続けるのは無理。

どこかの企業は、休みをずらしたり増やすけど、残業で就労時間のマイナスをカバーするとか言ってた。

決して、脱原発をしても、自然と調和したのんびりた生活は日本には訪れないのではないか。

企業は決してマイナス成長を許しておかない。

どんな状況下でも、カバーしようとする。

資本主義とは、資本家が賃金で労働力を買い、資本を増やすしくみ。
賃金労働者はその代わりに、生活を守る賃金を受け取り、自己実現を図りながら、自分なりの幸福を模索する。自己実現…家族を増やしたり、夢を追いかけたり、お金とモノを交換したり。

生きるために働かなくてはならない。年金をもらえるまで、生きるために企業の方針に従わなければならない。

いくら就労時間超過でも労働基準法違反として企業は訴えられずに、資本家以外の私たち賃金労働者が酷使される。でも生きるために、守りたい家族のために、労働者は頑張る。

全く21世紀とは思えないね。産業革命が起きたばかりの19世紀とかにタイムスリップしたみたいな気分。成熟している筈の立憲民主主義の明るい時代とは思えない。憲法も法律も私たちの健康と平凡な生活を守ってくれない。

今、大雨が降り始めました。

通り雨です。

雨の日はなるべく屋内にいたい。

放射能の雨に少しでも曝さないように。

何てこった。

新しい時代の晴耕雨読生活は放射能によってもたらされたとは。

今年の日本の雨は、恵みの雨にはなり得ない。雨に濡れ輝く紫陽花が、暗く重い空を慰めることも、今年はない。

PS:放射能による「晴耕雨読」というのは、ツイッターの@sushilab から回ってきた発想です。

2 件のコメント:

yumiko さんのコメント...

でも、働いているうちは いやなことばっかりじゃないよ。

労働は もともと お金を得るためだけどさ、人間同士のなかで働くのだから、それなりに苦しかったり、同時に楽しかったりもしてたよ。
大所高所から見たら 労働の価値はちっぽけなものかもしれないけど、ひとつの労働の立場からしたら 労働って意外と楽しいこと だと 思っちゃうわよ 私・・・
そんな ちっちゃな 個人って 私は 結構 すきかもしれないけど どう思う?

michicamachiko さんのコメント...

コメントありがとうございます。

そうですね。私がこれまでお金のためだけに働いてきただけかもしれませんね。趣味だけでもやりたいことだらけなので、働きたくないってのもあります(笑)

しかも仕事を通して、人との出会いにもバリエーションが増えたり、新しい経験が出来るのかもしれませんね。

思い出してみれば、仕事を通して出会った旧友もいます(笑)

私の方が小さな世界でしか物事を判断していなかったのかもしれません。

これから私も真面目に働かなくてはならなくなると思いますが、肩の力を抜いて、労働の楽しい側面も忘れずに、人生を享受したいと思います☆

yさんのコメントで、何だかこれからが楽しみになりました☆

ついつい悲観的になってしまうもので。悪い癖ですね。

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